2008-04-09から1日間の記事一覧

第3回 小説の中のカフェ『荒地の恋』ねじめ正一/文藝春秋(その1)

→(その2) (その3) 「神保町ラドリオ」 「ある女性を愛している。君には済まないと思ってる。でもどうしようもないんだ」 残酷なせりふを妻につきつけながら、その言葉に官能的な喜びを感じるほど親友の妻を愛してしまった詩人北村太郎。その相手とは同…