1月12日(土)雨のち曇り

身体がだるくてたまらず、本当は朝早く起きて今日が締切の原稿を書きたかったのだけれど、どうにも起き上がれず12時に何とか起床。
シャワーを浴びた後、H誌用にと思っている小説を読むのだけれど、頭に入ってこないことに憮然とする。もちろん小説が悪いのではない。わたしの頭が悪いのだ。ふがー。
15時30分から、ゲストに関口苑生さんを迎えての書評講座。
嬉しいことに、元受講生で昨年長男を出産したばかりの妃殿下(コードネーム)が伴侶のS川さんを伴って、生後2ヶ月超の殿下を見せに遊びに来てくれた。予想外に(笑)グッドルッキングガイ。可愛い。けど、風邪っぴきなので近寄れない、だっこしたかったのに。わたしはこう見えて、大きい男子には不人気ながら小さい男子にはこれまで絶大な人気を誇ってきたのだ。ミニカーで遊べる年頃になれば、殿下にもわたしの魅力がわかるはず。すくすく元気に育っていただきたい。
ライターなのにプロのベリーダンサーでもあるドロンジョ様そっくりの派手女M浦さん(この方も受講生)がそばに来るや、それまでうとうとしていたのにカッと目を見開き口をポカーンと開けた殿下に大ウケ。きっと、生き物として生命の危機を覚えたんでありましょう。
思ったとおり、今回の書評王は5番。わたしは3位。ふがー。5番の書き手は文体の幅も読書の幅も広く、常にコンスタントな成績が収められる当講座の優等生の一人で、今すぐにでも女性誌の書評欄の書き手が務まります。というか、大半のブックレビュアーを凌駕する実力の持ち主。
高慢な物言いだとは思うけれど、正直いって、自分よりも年下の女性ブックレビュアーに対して脅威を覚えたことは未だかつてない。わたしを脅かす人材は、必ずやこの書評講座から現れるはず。そのくらい受講生のレベルは高い。
というわけで、新しいブックレビュアーをお探しの編集者の皆さん、わたしにご相談ください。トヨザキお墨付きの才能をご紹介いたしますので。
講座の後はいつもどおり宴会に突入。いつもながらの鳥良〜芋蔵という流れ。鳥良でも芋蔵でも店長氏から「今年もご贔屓に」と丁寧な挨拶をいただく。つまり、わたしと受講生はそのぐらいのヘビーユーザーと化しているのだ。いかがなものか。
いつもなら朝までコースなのだが、風邪で体調もすぐれず、仕事も山積しているので、なんと電車で帰宅。飲んでいて電車で帰るなどということは、わたしの場合、年に二、三度しかない。というわけなので、原稿を待たせてしまっている編集者の皆さんは、褒めこそすれ怒ってはいけないと思う。