ダルのヌードに色気がなかったワケ 1.

イケメンウォッチャー(純イケメンから逆イケメンまで、気になる選手を語る)

このたび、めでたくお父さんになったダルビッシュ
当島のプロ野球イケメンウォッチング仲間で、常々「ダルは日本プロ野球史上最高のルックスの選手」と公言しているK女史*1、「『おむつをかえるダル』と聞いて萌えた…」そうであります。
私もね、<若パパ・ダル>は、なかなかいい景色ではあるまいか、と思っているのですよ。<ベビーを抱っこしてヒロイン*2するダル>を早く見たくてしょうがない。
今まではちょっととんがってたやんちゃエースだったのが、きっとこれからは、精神的にも落ち着いた大人のエースに変わっていくのでしょう。
でもなあ。小生意気なところが、ダル君のダル君たる所以(ゆえん)でもあったわけで、そこが気に入っていた私としては、角がとれていってしまう彼を見るのは、正直さびしくもあるんだなあ。
めでたさも 中くらいなり おらがダル*3 … お粗末。

さて、こんなに早々と身を固めてしまうとはつゆ知らず。こうなることなら、返すがえすももったいなかった…と悔やまれるのが去年の、雑誌ananでのヌード写真。

an・an (アン・アン) 2007年 8/8号 [雑誌]

an・an (アン・アン) 2007年 8/8号 [雑誌]

噂を聞いたときは、かなーりドキドキしました、もちろん。
あらぬ期待? しちゃいました、年甲斐もなく。
が、表紙を見たとき、そこはかとない不安を感じ、パラパラっとめくったとき、不安が的中したとわかり、溜め息つきながら元の場所に戻しました。

どの頁にも、美術品のように見事な肢体をノビノビと露出しているダルがいました。しなやかな肢体は、まったくノビノビと、カメラの前に晒されていました。
まるで銭湯の湯船の中のように
もしくは
パンツをはき忘れた身体測定のように

「…なんか、色気が…」無い。「…まるっきり…」無い

がっかりしたのはK女史も同じだったようです。野球をよく知らない女性達がどう見たかはわかりません。けれど、野球するダルを見慣れている者には、あれはかなり拍子抜けの代物。
だって、野球するときの彼が醸し出す色気の、何分の一という感じだったんですもの。

一糸まとわぬ華麗なヌードの色気が、野暮なユニフォーム姿のときの足元にも及ばなかったのはなぜか?
そのワケはきっと、二つの<想像力の欠如>にあったのだろうと思うのです。
ひとつは、ダルビッシュ自身の<想像力の欠如>。
もうひとつは、ダルビッシュのヌードを撮ろうとした人達の<想像力の欠如>です。

−続く−

*1:常々、「港々に女がいる船乗りの如く、チームチームのイケメンをくまなくもれなくチェックする」とのたまっております。

*2:女主人公ではありません。ヒーローインタビューの略。

*3:言わずもがななれど念のため。めでたさも中くらいなりおらが春−小林一茶