…で、アキレス腱を切る ―ママさんバレー後日―

カメ日録(筆者の日々のあれこれ)

強いママさんチームの練習の2回目。

1回目の後、他のチームの練習に行ったり、試合をしたり、ちょっとは反応がよくなっていて…。いざ練習が始まってみたら、前回よりはだいぶ動けるような感じがあって…。実際、ボールも見えてきて、横っとびレシーブとかも、あら。できるじゃん…。

そうなんです。ちょっと、調子こいちゃったんです。つい、見栄も張っちゃったんです。コーチにいいとこ見せたいし、なんて…。

前へのこぼれ球に飛び込んだ瞬間、かかとにガン!…。
誰かと絡んだのか、踏まれたかと思う衝撃。

でも、次の瞬間、転びながら悟っておりましたです。

「…こ、これかあ…やっちゃった…」

以前にアキレス腱を切った友人から聞いていた話とまったく同じ状況。要するに、バレーでのアキレス腱断裂で最もボビュラーなパターンということですな。
予備知識があったおかげで、無理して歩いたりってことだけはせずにすみましたが、もうかかとを押さえたままなすすべなく、救急車のお世話とあいなりました。

思えば<兆し>はありました。いろいろと。
しばらく前から、ちょっと動きすぎだったのか、運動するとかかと周辺がだる痛かった。それはアキレス腱周囲炎だね、完全に前兆だったねとドクターに言われました。
ちょっと動けるようになった気がしたけれど、実際は、本気のバレーをするには体の芯の筋力も柔軟性も戻っていなかったのに、ムチャな動き方をしたし。

試合のとき、体育館に入っていったとたん、アキレス腱切った方がいらしたのを見て、ふと「他人事じゃないなあ」と思ったり、古くからの知り合いの若い子に「あなたも気をつけなよ〜」と言われてドキっとしたりしたので、きっと心の奥の方では、このままいくといつかヤバいかも…と感じていたような気がします。

ま、何もかも、後の祭りってやつです。切れたもんはしょうがない。

しかしながら、救急車で運ばれながら「…あ、これはネタになるかも…」と考えていた私。こわいなあ、ブログって…。