5月28日(水)生ダルビッシュを見たの巻

東京ニュース通信社のS藤さん、S光さん、K原さんと神宮球場のバックネット裏2階席で、「ヤクルトvs.日本ハム」戦を観戦。今日は暇な日だったので最初から観ることができたんですが、ヤクルトの先発・村中が初回からグズグズで、自分がヤクルトファンだったらかなりへこむ展開に。
かたや日ハムの先発はダルビッシュダルビッシュの投球を生で見るのは初めてだけど、いや、たしかに速いねー。3−0の2回2死から宮本にソロホームランを浴びたり、6点リードの5回には4連打などで2点を失ったりと、調子がいい時と比べるとピリッとしない内容ではあったんだけど、わたしはこのピッチャーはやっぱり凄いと感心いたしましたよ。
というのも、ダルビッシュは打者に対した時、必ずといっていいほどの確率で初球ストライクから入ってくるから。で、バッターだってそんなことわかってる。わかってるんだけど手が出せない。球威・コースともに難しいストライクボールだから。そんなボールにうかつに手を出して早打ちすると自分のバッティングが崩れるから、バッターのほうもストライクが来るとわかっていながら見逃してしまうんですね。
わたしは、だから、初球必ずストライクを取ってくるピッチャーを一流だと思っており、ダルビッシュはまさにそういうタイプだったんであります。眼福、眼福。
終了後は、外野席でやはり同じ試合を観ていた、アスペクトから出ているわたしの書評本の担当者であり、現河出書房新社の編集者であるT田くんとその相方Hさんと合流して、「第一神宮」で焼肉。その後、バーに流れて「姉キャン」ならぬ「兄ブロ(TV.Bros.)」を創刊して、表紙はエビちゃんならぬ蛭子さんで飾ったらいんじゃないかといったバカ話で盛り上がりつつ1時過ぎまで。