6月18日(水)意外な人の巻

原稿を1本仕上げた後、友人の木版画イラストレーター・宇田川新聞ちゃんの作品を展示している、小石川の古い民家を改造したカフェ「nagaya cafe さと和」(http://blogs.yahoo.co.jp/nagayacafe)へ。
新聞ちゃん、石原壮一郎さん、アライユキコさん、米光一成さんとまったりした時間を過ごしていると、そこへ新聞ちゃん旧知の講談社編集者と作家の中島京子さんが合流。
実は、わたしは中島さんが作家デビューする前のライター時代に一度インタビューをしていただいたことがあり、その経緯は中島さんの著書『ココ・マッカリーナの机』(集英社文庫)の解説にも書いたのだけれど、

ココ・マッカリーナの机 (集英社文庫)

ココ・マッカリーナの机 (集英社文庫)


取材を受けた時「この人はただもんじゃねーな」と感じたわたしは、後年『FUTON』を読んだ時、デビュー作とは思えないほどの完成度の高い傑作ぶりに「ほらねーっ!」と自分の目利きぶりを大変自慢に思ったことではありました。
中島さんとお目にかかるのはその取材の時以来。不思議な気分に包まれた一夜だったんでした。