8月1日(金)失われた時を求めての巻 その1

ああ、また前の日記から1ヵ月以上もあけてしまった……。
日記、むいてないかも。
てか、むいてるもの、ないかも。
というわけで、とりあえず思い出せる範囲内で失われた日々の報告をしてみたいんですの。
6月19日(木) 六本木の「椿屋珈琲店」で日経新聞のコメント取材受けた後、六本木ABCで鴻巣友季子さん&野崎歓さんのトークイベントを拝聴。打ち上げも参加。
20日(金) ミステリチャンネル収録。
21日(土) 「Hanako WEST」の企画で千野帽子さんと関西系文学の面白さについて対談。
22日(日) 青山ブックセンターで開催された岸本佐知子さん&川上弘美さんのトークイベントに行くはずだったのに仕事が片づかず(ガッデム!)、しかし、それでも打ち上げに参加したいという一心からありったけの集中力を結集させ、6時までに何とか原稿を書き上げて、どしゃぶりの雨の中、車で青山へ。車なので当然酒は飲めなかったんだけど、でも楽しかったー。
25日(水) 「TV.Bros」の担当編集者O合さんが現場から退くというので、前担当のS次さん、「TV.Taro」時代の担当S藤さんと銀座「しも田」で慰労会を開く。
27日(金) 三島由起夫賞と川端康成賞をW受賞した田中慎弥を生で拝みたかったので、ホテル・オークラで開かれる新潮三賞の授賞式&バーティに。「三賞がすべて自社(新潮社)作品だったのは偶然で、闇取引など一切ない。お詫びの気持ちも兼ねて今年の料理はふんぱつしました」という社長の挨拶がさぶい、さぶい、さぶいよっ。目当ての田中さんはその作風に比べるといたってまともに見える、内気な中に適度な悪意をまぶした発言がナイスな青年でした。いや、直接喋ったわけじゃないありませんけど。
29日(日) 仕事の最中、痒くなった手首をかいていたら、垢がボロボロと。夏が来たなあと思う。
7月1日(火) TBSラジオ「ストリーム」の収録後、全日空ホテルのラウンジで長らく連載を続けてきた「カラット」(PHP研究所)の編集長から「雑誌をいったん休刊にしてリニューアルを目指す」という報告を受け、「長い間書かせてくださって、ありがとうございました」と御礼を申し上げる。その後、タイ料理の名店「ラ・ポー」で岸本佐知子さん主催の飲み会へ。二次会はいつものとおり、赤坂にあるおじいさんのバー。名前が覚えられない。耳が遠いんだけど、すごく穏やかでダンディなおじいさんが一人で切り盛りしているオーセンティック・バーなんですが、そんなステキな店でAround40〜50の女6人がシモネタ爆発。
3日(水) 47回目の誕生日なのに、PARCO出版の会議室で第139回芥川賞直木賞のメッタ斬り!予想対談を大森望さんと。終わった後、皆さんからケーキを贈っていただきました。ありがとう!
4日(金) なぜか、わたくしが総勢30人もの大規模合コンの世話役に。で、宴会の前に東武百貨店の催事場でやっていたアコギの展示会にふらふら〜と吸い寄せられてしまう。今年に入ってとんでもなく高価なマーティンを2本も買ってしまったのだから、絶対買わない、見るだけと自らを強くいましめたのだけれど、ふらふら〜っとウクレレ売り場に吸い寄せられ、なぜかお買い上げ。
12日(土) 書評講座。ゲストは米光一成さん。なんと先月に引き続き書評王に。やほーい。そのあと、講座生が中心になって誕生日パーティを開いてくれたんだけど、これがもう……(絶句)。もったいないからこれ以上書かない。書けない。書かなくても忘れないし。忘れるはずないし。この日のために生まれてきました、わたしは。