1月20日(火)本屋大賞候補作出揃うの巻

というわけで、2009年ノミネート作品(大賞決定は4/6)が発表されました。
http://hontai.jp/

『悼む人』 天童荒太文藝春秋(C)
『告白』 湊かなえ双葉社(B)
『出星前夜』 飯嶋和一小学館(A)
ジョーカー・ゲーム』 柳広司角川書店(未読)
新世界より』 貴志祐介講談社(A)
テンペスト』 池上永一角川書店(A)
のぼうの城』 和田竜/小学館(C)
『ボックス!』 百田尚樹太田出版(未読)
『モダンタイムス』 伊坂幸太郎講談社(A)
流星の絆』 東野圭吾講談社(C)
A〜Dの4段階でつけた身勝手な作品評価


うう〜ん。投票した全国の書店員さんには本当に申し訳ないのですが、なんだかまったく新味のない並びですねえ。でも、飯嶋さんがランクインしているのは嬉しい。素晴らしい。あと、『食堂かたつむり』がランクインしていないことに、ほっといたしました。
津村記久子『ミュージック・ブレス・ユー!!』、長嶋有『ぼくは落ち着きがない』、朝倉かすみ『田村はまだか』、桐野夏生東京島』、山崎ナオコーラ『長い終わりが始まる』、舞城王太郎ディスコ探偵水曜日』、古川日出男『聖家族』、絲山秋子『ばかもの』は何位だったのかなあ。
というわけで、勝手にオデ予想(作品評価とは必ずしも一致しません)。
本命=テンペスト
対抗=悼む人
穴=告白
本屋大賞の選書の傾向って、王様のブランチとちょっと似てる。
みんな、ほんとにそんなに『悼む人』が好きなのお? ……もお、砂漠でらくだに置いてきぼりにされてえぇぇ。