一箱古本市(番頭編)

トヨザキ社長が既に日記に書いていますが、古本市での出来事をちょっとだけ補足的に。

結構な雨女のトヨザキ社長ですが、古本市当日はとてもいい天気。
はじめのうちは「いらっしゃいませー」「どうぞ見ていってください」という感じで売っていたのですが、そのうちに社長は、お客さんの年格好、雰囲気を見てピンポイントお薦めを始めました。
人のよさそうな若男子に「これを読まずに30になってはだめ」と言ってケルアックの『オン・ザ・ロード』を売ったり、30〜40代のオシャレな男性に川崎徹の『石を置き、花を添える』を売ったり、仲よさそうなカップルの女性のほうに西村賢太2冊セットを売ったり。2時過ぎには7〜8割が売れるという順調さでした。

売り上げは去年を上回り、第3位。1位との差はわずか。去年よりは好成績だったので十分満足と言っていたら、社長から「小さい人間だなー」と言われました。(番頭記)