書評王の島twitter

  • 10:00  トヨザキ社長のつぶやきより。「正しい読みってなんぞ?」という質問にも回答しておられたので、記録のためRTします。
  • 10:02  RT @toyozakishatyou たとえば、『ボヴァリー夫人』において、妻エンマに裏切られ続けるシャルルという亭主は、まずもって作者フローベールから軽蔑されているキャラクターです。シャルルはエンマの浮気に彼女の生前まったく気づかなかった鈍感で凡庸な人物です。(続き
  • 10:03  RT @toyozakishatyou 続) それを、シャルルがエンマの浮気に気づいていたという書き方をしたら、明らかに読み間違えているわけです。なぜならば、フローベールは気づかなかったという書き方をしているので。わたしが言っている「間違った読み」とは単純にそういうレベルの話//
  • 10:04  RT @toyozakishatyou 解釈においては自由なんですよ。ユニークな読み方はそのまま原稿の面白さにもつながります。でも、絶対に間違ってはいけない、そこを読み間違ったら『ボヴァリー夫人』が成立しなくなってしまう、そういう誤読はダメというのが、わたしの考えなのです。

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※トヨザキ社長の『ボヴァリー夫人』評は、webちくまで読めます。
http://www.chikumashobo.co.jp/new_chikuma/