「Baby Life No.6」
BabyLife(ベビーライフ)6 (エイムック 1561)
- 作者: ベビーライフ編集部
- 出版社/メーカー: エイ出版社
- 発売日: 2008/06/28
- メディア: ムック
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今回は目先を変えて、ムックのご紹介。
「Baby Life」を出しているエイ出版社*1というのは、「Lightening」「培倶人」(←「バイク人」と読みます。バイク雑誌)などの男の趣味雑誌をたくさん出しているのですが、その一方、ここ数年は「東京生活」「沖縄スタイル」といった、白を基調としたすっきりとしたデザインで、みっちりと情報の詰まった上質のムックを刊行していて、結構好きな出版社なんです。特に北欧モノに弱いわたしは「北欧スタイル」をよく読んでます。
本書のテーマは「ベビーとおでかけ」。特集ではまずコペンハーゲン、オスロ、ストックホルムの家族に密着して、どんな生活を送っているのかを紹介。これがねー、まあ北欧びいきの目から見てるせいかもしれませんが、やっぱり子ども服でも育児グッズでもデザインがかわいくてたまらん! おうちのインテリアとかもセンスが素晴らしい。真似したい……。それから、日本のクリエイター5人の子連れおでかけライフにも密着。auのリスモでおなじみの佐野研二郎や田辺あゆみなどが、おでかけ先での過ごし方やおでかけグッズを披露。これは結構取り入れやすいアイディアがいっぱい。
プレスのひとたちのおでかけグッズもさすがにおしゃれ。また、カタログ的に載ってるグッズのセレクトもかわいいー。
私はキャラクターものがとても苦手で、今から、顔をかじられても生き延びているアンパン男とか、あの頭に毛が3本生えた黄色いひよことかが我が家へ侵略してこないように、あれこれ対策を練っている次第。油断すると、おさがりとかプレゼントに混じってふっと入り込んで来るんだよな、あいつら。
妊婦・子育て雑誌のほとんどは、やっぱり経験談や専門家のアドバイスを知ることで非常に役に立つ一面もあるのだけど、あの誌面のガチャガチャ具合とセンスがどうしても受け入れ難い(いや、これは個人の好みだから、そういうのが好きな人々を非難はしませんが)。
その点、このムックは掲載されているグッズも誌面のデザインもほんとに素敵。どれもこれも欲しくなってくる。でも、モデル所有率の高いX-girl next stageのおむつポーチ7140円はお高いですわ……。
それから、特筆すべきは「目的別お出かけ情報案内版」なるとじ込み企画。あのミシュランに掲載されたレストランのなかでベビー連れOKのところをピックアップしていたり、託児所つきの映画館や劇場、デパート、ホテルなどの情報が満載! 結構個人的にネットで調べていて、詳しいほうだと思ってたのですが、それでもまだチェックしきれなかった情報まで載っててほんとに大助かり。さっそくこれに載ってたところに出かけてみたりしました。それから東京23区の子育て支援サービスや、代官山・自由が丘などのおしゃれタウンの人気ベビーグッズショップの紹介など、まさに「おでかけ」したくなるコンテンツがいっぱい!(情報は東京都内に限られてしまうんですが)。
年2回の刊行だったのが、次号から年4回になるそうです。売れ行き好調ってことでしょうか。おお、アマゾンでは中身が見られるようになっているようです。バックナンバーも買えるみたい。
*1:エイは木へんに世。 変換できない ので、自社サイトでもカタカナ表記。SEO対策的にどうなんだろうと、余計なお世話ながら心配だ。公式サイト→http://www.ei-publishing.co.jp