『ママはテンパリスト』

ママはテンパリスト 1 (愛蔵版コミックス)

ママはテンパリスト 1 (愛蔵版コミックス)

ああ、うすらぼんやりとしているうちに1ヶ月以上更新してなかったー。いつのまにか子どもも1歳になってるし。

きょうご紹介するのはまた育児エッセイマンガです。「また」って思わず書いちゃうくらい、ほんとにいっぱい出てるし、ここでもたくさん紹介してきました。ここのネタ探しのために、紹介してる本の3倍くらい読んでるんですけど、正直紹介しなくていいかな(←何様!?)っていうのもあったりするなか、これは久々の大ヒット。

もともと著者がギャグ系のマンガ描いてるだけあって、そのセンスは卓抜してます。例を引きたいのだけど、どれもネタバラシするには惜しい!! 夫も声出して爆笑してました。あんまりおかしくて、ついつい脳内反芻してはまた思い出し笑いしてしまうくらい。

著者があとがきで描いているのですが、育児についてのお役立ち情報などはあえて排除。自分の子どものおもしろおかしい言動を記した観察日記のような内容なので、かえって気楽に読めるのがいいのかも。それにしてもあまりにヘンテコな子どもの言動に、著者が何度も作中で「信じてもらえないかもしれないけど、ホントなんです!!」と繰り返し注意書きをしてるのが、ますますおかしさを増大させてます。確かに、コメディとか描き慣れてるから、作ったと思われても仕方ないくらい、想像を絶する言動の数々(笑)。

作中に出てくる子どもは3歳で、いまのうちの子どもより大きい。その意味で、自分の子どもの将来が楽しみなような不安なような気持ちにさせてくれる1冊(笑)。