『ダーリンは外国人 with BABY』

ダーリンは外国人 with BABY

ダーリンは外国人 with BABY

235万部突破の大ヒットシリーズ『ダーリンは外国人』。最近、山手線の車内モニタなどでも内容を抜粋したCM流れてますよね。あれ見ると読みたくなるよな……。

で、トニーとさおりのカップルに待望の赤ちゃん(愛称:トニーニョ)がやってきたそうです。おめでとうございます〜。

前半は……ま、ふつうの妊娠出産漫画エッセイ(笑)←ごめんなさいごめんなさい、いやたぶんおもしろいんですけど、ワタクシ、このブログのためにあまりにたくさんの育児エッセイやらマンガやら読みまくってるせいで、だいぶ感覚が麻痺してます(爆)。

トニー&さおりの本領が発揮されるのは後半。トニーニョ母語をどの言語にするか?問題は、ほとんどの日本人には関係ないかもしれないけど、英語の早期教育とかをちょっと考えてるおかあさんには参考になる部分もあると思う(ちなみにわたしは中学からでもぜんっぜん遅くないと思う派)。

また、トニーの故郷など海外渡航を何度となくしているため、ノウハウがかなり充実。ニューヨークとパリのおすすめ子連れスポットはイラスト見てるだけでもかわいいー! 東京にもわりとあるけど、もっと気安く行けるお店とかレストランとか増えるといいなあ。

巻末には「『ダーリンは外国人』な子育て鼎談」として、フランス在住の漫画家カップルと4人でインターナショナル子育てトークが掲載。なんか日々ちまちま悩んでる子育て上トラブルも、「ところ変われば品変わる」って感じで、他の国ではぜんぜん問題ないってこともあって、ちょっと救われるかも。フランスではなんでもかんでも薬漬けっていうのが意外でした。無痛分娩が普通だというのは聞いたことがあるけど、薬に対して抵抗がないんですかね。

しかし、先ほどたくさん育児エッセイ読んで食傷気味とか思わず書いちゃいましたが、どこの子どももそれぞれとても可愛い個性を発揮してて、そしてとてもとても愛されているのが伝わってきて、シアワセな気分になるのは間違いない。本書も最後はとてもほんわかします……。