2月2日(土)曇天

♯DBCピエール『ヴァーノン・ゴッド・リトル』(ヴィレジブックス)読了。
ある日、いじめられっ子のジーザスが高校で銃を乱射し、18人を殺害。何もしていないのに、ただジーザスと親友だから怪しいというだけの理由で共犯者にでっち上げられてしまう主人公によるオフビートなファッキン「おれ」語りが魅力の、いい意味で青臭い小説。
イギリスでもっとも権威のある文学賞ブッカー賞を受賞しているとのことだが、大人の洗練と成熟とエスプリを良しとするイギリス文壇が、この手の小説に高い評価を下すとはちょっと驚き。なんか嬉しい。

ヴァーノン・ゴッド・リトル―死をめぐる21世紀の喜劇

ヴァーノン・ゴッド・リトル―死をめぐる21世紀の喜劇

明日のトークイベントに備えて、長嶋有さんと石田衣良さんのデータを調べ、おおよその流れと質問を用意し、大森さんやメッタスタッフにメールでおうかがいを立てるの巻。
足の痛みはすっかりなくなった。